凪のあすから ちさきの想いについて考える

凪のあすからハマりすぎて3つ目の記事になります。

 

今回はちさきの感情について書いていきたいと思います。

 

 

 

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うん、とりあえず可愛いよね

 

とりあえず。

 

個人的にちさきの想いや葛藤ってすごい共感できます。

 

時系列順に行ってみましょう!!

 

 

〈おふねひきの準備〉

 

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光をかばうために、さゆ達がおじょし様を壊し

た事実を隠そうとしたことをつむぐに咎められたシーンです。

 

 

好きな人の味方でいたい。たとえそれが間違っていたとしても。

 

つむぐや要に正論を言われても、納得できない。

心のどこかでそれが間違った行動であると思っていても、押し殺してしまう。

 

 

めっちゃ共感できますよね、、、

 

 

好きという感情の素晴らしさと醜さ。

 

この相反するふたつの側面があってこそ「好き」って素晴らしい!!

 

 

〈光たちが帰ってきた〉

 

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「どうだった?、、私、どうだった?、、、、」

 

「光に変わって欲しくなかった、、、

それなのに、、、私が変わっちゃったんだよ、、」

 

15話 ちさきのセリフより

 

 

変わりたくないと強く思い続けるちさき。

 

 

これは想いをつげることで4人の居心地の良い

関係を壊したくないという思いはもちろん、自

分だけ精神的にも、身体的にも成長してしまっ

た事に対する強い嫌悪が表れていると思います。

 

 

光を好きなはずだったのに、たったの5年でつむぐの事を好きになってしまっている自分。

 

皆が苦しんでいたのに自分だけ平和な日常を過ごしていたことに対する罪悪感。

 

皆に自分の感情がとっくに変化してしまっている事を知られたくないし、

変わってしまった自分を見て相手に傷ついて欲しくない。

 

 

ほんとに複雑です、、

 

 

〈つむぐからの告白〉

 

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つむぐの言葉により、「変わりたくない」と思

い続けていたちさきが「変化を受け入れる」事

ができるようになります。

 

 

この「変わりたくない」という思いがは特に思

春期に顕著だと思います。

 

皆さんも思い当たる節があるのではないですか??笑

 

 

 

「好き」という感情から生まれる負の思いが、

とてもリアルに描かれていますよね。

 

 

凪あす   最高!!

 

 

 

 

 

 

凪のあすから OPの魅力について語る

 

凪あす視聴し終わって2日が経ちますが、まだ

熱が抜けません。

 

それだけ心に重く響いた作品でした。

 

今回はOPの魅力について書きたいと思います!

 

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このカットがそれぞれ好きな人の方向を向いているのは有名ですよね!!!

 

映像も綺麗でなかなかエモい、、、

 

その後一人一人がズームされるんですけど、

要は他の人物と違って寂しげに視線を落とした後ほほえみます、、、

 

めちゃくちゃ切ない😭😭

 

自分の想いが相手に受け入れて貰えないことを

悟って諦められないけど心のどこかでは諦めて

るのが伝わってきます。

 

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でもそれを不満げに見つめるさゆ!!!!!

 

私があなたを見ている。そんな顔しないで。

 

と言ってるみたいです。

 

 

 

〈サビ直前〉

 

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「・・・いつも見ていた。近いようで遠くて。いつだって、届かない・・・

どうして?と問いかけた声も揺れる」

 

ebb and flow歌詞より

 

これって美海の視点で書かれてますけど、

ちさきや光、他のみんなの気持ちも同様に伝わってきます。

 

サビ手前のこの頑張っても届かない、寂しそうな表情

 

グッときます、、、

 

 

 

 

この複雑な気持ちや、本人は気づいていないけ

どにじみ出てくる感情を描くのが本当に上手い

ですよね!!!!

 

P.A.Works  さんの最大の魅力だなぁと個人的に思います

 

 

凪のあすから 感想 情景描写がすごい!!

 

 

 今更ながら、「凪のあすから」を視聴しました!

 

とても物語に惹き込まれ2日で全部見ていまいました、、、

 

 

まず思ったのが、「作画やばくね、、、?」

P.A.Worksさんっていうと透明感があり、光をしっかりと書き込んだ繊細な作画という印象をうけます。

 

今回もさすがというところですね。

 

音楽も相まって情景が書き分けられていると思います。

 

 

 

「シシオシシ」

 

日常場面でのシシオシシは地上からのまばゆい日差しや、水中を優雅に漂うクラゲ、青を基調として神秘的でありつつも日常感のある世界観。

 

 

 

それの対し、ウロコ様から「冬眠にはいる」という事実を聞かされた

大人たちが何も知らない子どもたちの帰りを待っているシーンでは不穏、不気味さ、不

自然さを自然に感じ取れると思います。

 

薄暗く灰色の色使いで大人たちが不自然なくらい無言で立ち続けている姿がトラウマ級にこわい、、、

 

 

 

お船引きの場面」

 

 

お船引きの準備の場面では、みんなが一致団結してワイワイガヤガヤ

 

苦難を乗り越え、徐々に周囲を巻き込んでいき、時々ギャグ展開があったり

 

という明るい雰囲であったが、お船引きが始まると、とっても神秘的な雰囲気になり伝統的な儀式であることが伝わってくる。

 

暗い海に浮かぶ明かりをともした船、それをじっと見つめる人々、ウロコ様による青い火の道

 

 

 

とっても神秘的でひょっとしたら何かが起こって地上の人も助かるのかな?と思いました。

 

 

ですが、贈り歌がどこか不気味で不穏な雰囲気も伝わってくる

 

 

 

その後、あんな結末になるなんて思いもよらなかったですが、思い返すと節々でマイナ

スな空気も感じ取れるなぁと思いました。