凪のあすから 感想 情景描写がすごい!!
今更ながら、「凪のあすから」を視聴しました!
とても物語に惹き込まれ2日で全部見ていまいました、、、
まず思ったのが、「作画やばくね、、、?」
P.A.Worksさんっていうと透明感があり、光をしっかりと書き込んだ繊細な作画という印象をうけます。
今回もさすがというところですね。
音楽も相まって情景が書き分けられていると思います。
「シシオシシ」
日常場面でのシシオシシは地上からのまばゆい日差しや、水中を優雅に漂うクラゲ、青を基調として神秘的でありつつも日常感のある世界観。
それの対し、ウロコ様から「冬眠にはいる」という事実を聞かされた
大人たちが何も知らない子どもたちの帰りを待っているシーンでは不穏、不気味さ、不
自然さを自然に感じ取れると思います。
薄暗く灰色の色使いで大人たちが不自然なくらい無言で立ち続けている姿がトラウマ級にこわい、、、
「お船引きの場面」
お船引きの準備の場面では、みんなが一致団結してワイワイガヤガヤ
苦難を乗り越え、徐々に周囲を巻き込んでいき、時々ギャグ展開があったり
という明るい雰囲であったが、お船引きが始まると、とっても神秘的な雰囲気になり伝統的な儀式であることが伝わってくる。
暗い海に浮かぶ明かりをともした船、それをじっと見つめる人々、ウロコ様による青い火の道
とっても神秘的でひょっとしたら何かが起こって地上の人も助かるのかな?と思いました。
ですが、贈り歌がどこか不気味で不穏な雰囲気も伝わってくる
その後、あんな結末になるなんて思いもよらなかったですが、思い返すと節々でマイナ
スな空気も感じ取れるなぁと思いました。